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| 2009年2月13日、岩手県経営品質賞選考委員会が開催され、ソニーイーエムシーエス株式会社千厩テックが岩手県知事賞(大規模部門)の受賞が決定しました。
岩手県知事賞の受賞は、2005年度にそれまでの「最優秀賞」から名称変更したもので、変更後、初めての受賞となります。 |
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| <表彰理由> |
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ソニーイーエムシーエス株式会社 千厩テックは、ソニーグループの中で無線通信技術を中心としたビジネスに特化し「業界品質No.1」を目指して活動を行っている。1968年に岩手東洋電子鰍ニして設立されて以来、小型ラジオ、カーステレオ、携帯電話、非接触ICカードリーダー/ライターなどソニーを代表する商品を提供してきた。世の中の変化に対応して自社の独自能力である通信技術を活用し、新しい事業領域への取り組みを行っている。 2年前、従来からの高周波無線通信技術や、超高密度実装技術などコアコンピタンスを活用した製品開発事業や生産事業に加え、今までの通信機器の製造で養ってきた解析・評価技術を活用した携帯電話のカスタマーサービス事業が主な事業となった。 この新しい事業領域に積極的に対応するため、従来からの製品品質重視の経営に加えて、顧客視点と社員重視の経営を強化することにより、ここ2年間で大きく組織強化が図られてきた。この業態変化に不安な多くの社員に「千厩って いいよね!」というスローガンとともに、その実現のための明確な方向性が示された。経営トップは、この考えを伝えるために積極的なコミュニケーションを行い、この考えを共有してきた。その結果、社員に安心感と自信が芽生えた。また、言葉だけではなく、「千厩って いいよね!」を部門や部署に置き換えて、「〜部って いいよね!」を実現するために、自分たちの「お客さんは誰か」「そのニーズは何か」「自分たちは何をすべきか」をすべての部門・部署が考え活動するように仕組み作りを行ってきた。また、この活動の進捗を確認するための新たな仕組みを構築した。その結果、社員は、各々、自分にとっての「千厩って いいよね!」とは何かを考え自分の役割を理解し、自主的に考えて活動する「学習する組織」となった。 「千厩って いいよね!」により培われた顧客の視点と、社員の自分たちの技術と仕事への自信を基に、従来からの高周波無線通信技術や超高密度実装技術などコアコンピタンスを活用した新規事業の開拓や生産部門での「からくり治具」など、不良流出防止機能などの設備・治工具導入での高品質な製品の製作による新規事業の獲得など、自社の独自性を強化、活用してグループ外への価値提供も推進している。さらに新たな事業であるカスタマーサービス事業では、今までの通信機器の製造で養ってきた解析・評価技術を活用して、迅速に修理対応できる仕組みを構築すると同時に、他社にない徹底した顧客視点の考え方で事業を展開し、高い顧客価値を提供し、お客様から喜ばれることを楽しみに仕事をしている。 これら活動の結果として、顧客であるソニー株式会社、及びソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社及びユーザーからもより高い評価を得ている。競争のはげしく変動の大きい製品製造に加えカスタマーサービス事業に取り組んだことにより、さらに安定した事業活動ができる体制となった。このように、通信分野での独自能力に加え、「顧客の視点」、「社員の視点」から仕事の進め方を徹底し、顧客から満足されていることが評価された。 |
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平成21年2月13日 岩手県経営品質賞選考委員会 委員長 岡本 正耿 |
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| 2008年2月22日、岩手県経営品質賞選考委員会が開催され、株式会社 藤村商会(中小規模部門)、岩手環境保全株式会社 ビルメンテナンス事業部(中小規模部門)にそれぞれ岩手県商工会議所連合会会長賞を受賞することが決定されました。 |
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| <表彰理由> |
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株式会社藤村商会は、自社の主要顧客を地場の上下水道工事施設業者に絞込み、その顧客ニーズである「必要な時に必要な商品を必要なだけ提供してもらいたい」ということに着目し、それを顧客に価値提供することを経営理念に掲げて、全社員に経営理念を徹底して企業活動を行っている。 掲げた経営理念を具現化するためにロジスティックシステムを自社のコアコンピタンスであると明確に定義にして、ロジスティックプロセスを継続した改善活動によって磨き上げた結果、業界の競合他社ばかりでなく、他業界からもベンチマーキング対象になるまでに進歩させ、主要顧客である岩手県地場の上下水道工事施設会社にとってなくてはならない企業となっている。 審査を通して認められた主な評価点は次のとおりである。 |
| ●経営トップの強い信念に基づいたリーダーシップとそのフィロソフィーが浸透した自律的に動ける組織能力 |
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経営トップが「雇用と会社の継続」「組織論としての家族的なチームワーク」「流通業に徹する」という信念を持ってリーダーシップを発揮しており、信念の基盤である78項目からなるFCフィロソフィーをあらゆる機会に繰り返し社員に説くことでFCフィロソフィーが社員に浸透している。 そして、それが社員一人ひとりの行動規範となって顧客との商談、顧客からのクレームや災害などの非常事態に社員が自律的かつ迅速に動ける組織風土に醸成されている。 また、社員一人ひとりが経営トップに対して深い親密感と信頼感を抱いており、組織全体の非常に家族的な一体感が醸成されていることは公共事業が縮小し続ける厳しい市場環境に打ち勝っていく上で強みであると評価できる。 |
| ●主要顧客のニーズ理解に基づいた経営理念(顧客提供価値)の明確化とそれを具現化する優れたロジスティックシステム |
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経営トップは自社の主要顧客である上下水道工事店の工事業務の実情を長年にわたってじっくりと観察することによって、自社の顧客が最も重要と考えていることは「必要なものを必要なときに必要なだけ提供してもらいたい」という顧客ニーズであると理解している。 その顧客ニーズに基づいて「必要なものを必要なときに必要なだけお届けする」という経営理念を実現するために、継続して顧客要望を聞きながらコアコンピタンスと定めたロジスティックシステムを中心とする基幹プロセスを磨き続けてきており、それらの蓄積により他社と差別化された優れたロジスティックシステムを完成させている。 |
| ●磨きあげたロジスティックシステムを最大限に機能させることができるビジネスパートナーとの強い信頼関係 |
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50年近い社歴の中で幾度となく苦しい時期をいっしょになってくぐりぬけてきたビジネスパートナーとの強い信頼関係が構築されている。 特にシステム開発会社、運送会社、FC会参加の仕入先やメーカーなどの重要なビジネスパートナーとは、藤村商会の経営理念、事業領域、顧客ニーズ、経営計画などを共有する関係を構築しており、コアコンピタンスであるロジスティックシステムを最大に機能させることができている。 |
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平成20年2月22日
岩手県経営品質賞選考委員会 委員長 岡本 正耿 |
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| <表彰理由> |
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岩手環境保全株式会社は、価格競争が激しいビルメンテナンス業界において、価格競争には積極的に参入せず、独自の価値基準を定め、価値前提の考え方に基づき、事業活動を展開し、経営革新に取り組んでいる。「お客様に喜んでいただける会社を目指す」という経営哲学を具現化するために、お客様の個別ニーズに対応したパーソナルサービスを展開し、「接客対応・環境・費用対効果・安全」という独自の価値を提供している。また、お客様との接点が最も多く、大半がパート社員である現場スタッフに対して、組織の価値基準を浸透させ、動機づけ、能力向上を図りながら、清掃品質、接客力の向上を図っており、経営品質の4つの基本理念に基づき、全社的に経営革新に取り組み、成果をあげていることが確認された。 審査を通して認められた主な評価点は次のとおりである。 |
| ●お客様の個別ニーズに対応したパーソナルサービスの展開 |
| サービスの設計では、契約書や作業仕様書に記載されていないお客様の個別ニーズを確認するために、確認事項を明確に定め、文書で共有することで認識が異ならないよう工夫がなされている。また、お客様のニーズの把握力を高めるために、ロールプレイングを実施するほか、お客様との面談のやり取りをグループウエアの営業日報に入力し、ナレッジを共有している。日常の清掃業務では、ブルーカード、イエローカード、ミステリーショッパー、お客様満足度調査アンケートなど、多様なリスニングポストを設けて積極的にお客様の声を収集し、お客様の個別ニーズに対応したパーソナルサービスが展開されている。 |
| ●現場スタッフの清掃品質・接客力の向上と動機づけによるエンパワメントの促進 |
| 現場スタッフの採用はパートであるにもかかわらず、組織の価値基準に合致する人材のみを採用している。採用後は、現場スタッフが積極的に業務に取り組めるよう、現場スタッフが失敗しても責任を問わないことを明言している。また、すまいる新聞やスマイルコールなどにより本社と現場のリレーションを強化し、現場スタッフに対してプレミアムカードを発行するなど、表彰制度を取り入れることでやる気を高めている。さらに、現場スタッフの成功事例を共有し、清掃技術の向上を図るほか、CS向上研修、お客様満足度向上委員会で接客力の向上を図ることでエンパワメントを促進している。 |
| ●SSS、カーペットクリーニングシステムの導入による清掃品質の向上と環境保全への貢献 |
| 清掃業務の品質のコアとなる床清掃では、スマ−ト・セ−ビング・システム(SSS)の独自技術の導入により、光沢品質の高いレベルが提供されている。また、カ−ペットクリ−ニングシステムは、世界基準であるIICRCの認定を取得し、知識と技術を習得した専門のカ−ペットソムリエがカ−ペットの素材や状態を見極め、最適な方法を提案している。これらのシステムの導入により、コスト削減、清掃品質の向上、環境保全対応、スタッフのモチベーションの向上を実現しており、競争優位性を確保している。特に、環境保全の観点では、汚水を持ち帰り、中和・稀釈して処理しているほか、カーペットの寿命を大幅に伸ばしており、産業廃棄物の量を大幅に削減することに貢献している。 |
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平成20年2月22日
岩手県経営品質賞選考委員会 委員長 岡本 正耿 |
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